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ドッグライフカウンセラー
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愛犬が元気をなくして震える理由とは?原因と対処法を徹底解説!

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愛犬が元気をなくし、震える様子を見せるとき、飼い主としてはとても心配になりますよね。

震えは寒さや恐怖といった一時的なものから、病気や痛みといった深刻な問題まで、さまざまな原因が考えられます。

この記事では、犬が震える原因を詳しく解説し、適切な対処法や予防法についてもご紹介します。

愛犬の健康を守るために、飼い主としてできることをしっかり学んでおきましょう。

うちの子達も寒くないのに震えます。

ぜひ最後までお読みいただき、愛犬との安心した生活を実現してくださいね。

目次

犬が元気がなく震えるときの原因を徹底解説

犬が元気がなく、震える様子を見せると飼い主としては心配になりますよね。

このセクションでは、その原因について詳しく解説していきます。

① 寒さによる震えとその対策

犬が寒さを感じると、体を震わせて体温を上げようとすることがあります。

特に小型犬や短毛種は寒さに弱いため、冷え込む日には震えが目立つことがあります。

室温を調整する、散歩の際には防寒着を着せるなどが有効です。

また、犬用の毛布や暖かいベッドを用意してあげると安心です。

寒さが原因と考えられる場合は、これらの対策を試してみましょう。

② 恐怖や不安が引き起こす震え

恐怖や不安も、犬が震える大きな原因です。

例えば、大きな音(雷や花火)、見慣れない環境、新しい人や動物との接触などが引き金となります。

これらは犬のストレス反応として現れることが多いです。

飼い主ができることは、犬を安心させる環境を整えること。

お気に入りの毛布やおもちゃでリラックスさせる、安心できる声掛けを行うなどが有効です。

③ 筋力低下や老化の影響

年齢を重ねると犬も筋力が低下し、それが震えとなって現れることがあります。

特に排便時や長時間立っているときに顕著です。

これを予防するためには、無理のない範囲での適度な運動が有効です。

また、老犬の場合は関節や筋肉をサポートするサプリメントやマットを活用するとよいでしょう。

④ 痛みが原因の震えの特徴

痛みは犬の震えの原因として非常に重要な要素です。

例えば、怪我や関節炎、内臓疾患などが考えられます。

震えに加えて動きたがらない、食欲が落ちるといった症状が見られる場合、速やかに獣医に相談することが必要です。

無理に触れたり動かしたりしないよう注意してください。

⑤ 病気や中毒が疑われる場合の症状

震えが継続する場合、中毒や病気が原因である可能性もあります。

例えば、低血糖、肝臓や腎臓の疾患、てんかん発作などが挙げられます。

また、チョコレートや玉ねぎなど、犬に有害な食品を誤食した場合も震えが見られることがあります。

他に吐き気や下痢、意識障害などの症状が併発している場合、速やかに動物病院を受診しましょう。

⑥ 震えがけいれんと似ている場合の見分け方

震えとけいれんは見分けが難しいことがあります。

けいれんの場合、全身が硬直する、意識がないといった症状が伴うことが多いです。

けいれんを起こしている場合は、犬を安全な場所に移動させ、速やかに動物病院に連れて行きましょう。

動画を撮影して獣医に見せるのも有効です。

犬が元気がない場合の対応方法と注意点

犬が元気をなくし、震える様子を見せたとき、飼い主として適切な対応をすることが重要です。

ここでは、具体的な対処法と注意点について解説します。

① 動物病院を受診するべきサイン

犬が震えると同時に以下の症状が見られる場合は、すぐに動物病院を受診することを強くおすすめします。

  • 食欲不振
  • 嘔吐や下痢
  • 元気がない
  • 体温が高い、または低すぎる
  • 痛がって動かない

これらは、内臓疾患や感染症、けいれん発作などの重大な問題が隠れている可能性を示唆します。

受診時には症状を正確に伝えるため、震えている様子を動画に撮っておくと役立ちます。

② 急を要する場合の応急処置

震えが突然始まり、呼吸困難や意識障害がある場合は、緊急の対応が必要です。

以下の手順を参考にしてください。

  • 安全な場所に犬を横たえる。
  • 保温や冷却が必要なら適切に行う(寒い場合は毛布、熱中症の場合は冷水)。
  • 無理に動かしたり、食べ物や水を与えたりしない。すぐに動物病院に連絡し、指示を仰ぐ。

早期の適切な対応が命を救うことにつながります。

③ 日常的に行える予防方法

犬の震えを予防するには、日常的なケアが欠かせません。

日常的的なケア

食事管理:栄養バランスの良いフードを与える。
運動:適度な運動で筋力を維持する。
ストレス管理:静かな環境や適切なコミュニケーションで安心感を与える。
健康チェック:月に一度、体の異常がないか確認する。

これらを習慣化することで、多くの震えの原因を未然に防ぐことができます。

④ 食事や生活環境の見直し

震えが見られる場合、食事や生活環境を再確認しましょう。

以下の点を考慮してください。

  • 毒性のある食材(玉ねぎ、チョコレートなど)の排除。
  • 寒暖差が大きい部屋の改善。
  • 犬用ベッドや毛布の適切な配置。

また、フードの見直しやサプリメントの追加も有効な対策となります。

⑤ 飼い主が知っておきたいポイント

震えの原因を知り、適切に対処することは飼い主の責任です。

次の点に注意しましょう。

  • 異常があれば即時対応する。
  • 安全な環境を提供する。
  • 定期的な健康診断を受けさせる。

愛犬との信頼関係を深めることが、健康維持にもつながります。

愛犬の健康を守るために飼い主ができること

愛犬の健康を維持するためには、飼い主が日々の生活でできることがたくさんあります。

ここでは、実践的なアプローチを具体的に解説します。

① 愛犬の異常を見逃さない観察術

愛犬の健康状態を把握するには、日々の観察が重要です。

次のポイントをチェックリストにしてみましょう。

日々の観察
  • 食欲の有無
  • 排便・排尿の状態
  • 被毛や皮膚の変化
  • 歩行や動きに異常がないか
  • 日常的な行動の変化(元気がない、震えるなど)

これらを記録しておけば、異常があった際に獣医に正確な情報を伝えやすくなります。

② 定期的な健康チェックの重要性

健康診断を定期的に受けることで、病気の早期発見が可能になります。

特に老犬の場合は、半年に一度の健康チェックが推奨されます。

以下の内容を獣医に相談してみましょう。

  • 血液検査
  • 心臓の状態
  • 関節や骨のチェック
  • 体重測定と食事指導

日常のケアと健康診断の組み合わせで、病気のリスクを最小限に抑えることができます。

\ここから健康チェックシートをダウンロードできます。/

③ 信頼できる獣医との付き合い方

獣医との信頼関係を築くことは、愛犬の健康管理において非常に重要です。

以下のポイントを心がけましょう。

  • 定期的に同じ獣医を訪問し、犬の状態を把握してもらう。
  • 細かな相談をためらわない。
  • 緊急時にすぐに連絡が取れる病院を探しておく。

信頼できる獣医とのパートナーシップは、安心して愛犬を任せられる基盤になります。

④ 健康を支える食事と運動のバランス

犬の健康には、適切な食事と運動のバランスが欠かせません。

  • 高品質のフードを選ぶ。
  • 年齢や体調に合わせた食事を提供する。
  • 毎日の運動を取り入れる(散歩や軽い遊び)。

無理をさせず、楽しみながら続けられる運動は、犬にとって心身の健康に良い影響を与えます。

⑤ 緊急時のために準備しておくべきこと

緊急事態に備えて、以下のアイテムを用意しておきましょう。

項目詳細
動物病院の連絡先緊急時にすぐに連絡できるよう控えておく
キャリーケース移動がスムーズにできる丈夫なもの
応急処置キット包帯、消毒液、体温計、ハサミなど
食品リスト有害食品やアレルギー食材の一覧を控えておく
必要書類健康診断書やワクチン接種証明書

これらを日頃から整えておけば、いざというときも冷静に対応できます。

まとめ

犬が震える原因には、寒さや恐怖、不安といった一時的な要因から、筋力低下や病気といった深刻なものまでさまざまです。

特に元気がなくなる場合は、重大な病気や痛みのサインである可能性があるため、注意が必要です。

日常的な観察や定期的な健康チェックを行い、異常があれば速やかに動物病院を受診することが大切です。

また、食事や生活環境の見直し、ストレスの軽減などの予防策も愛犬の健康維持に役立ちます。

愛犬の震えに気づいたときは、適切な対応を心がけて、愛犬が快適に過ごせる環境を整えてあげましょう。

詳しい情報やサポートが必要な場合は、かかりつけの獣医に相談することをおすすめします。

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